ルカ・ベヴィラクーア レッド ラブ / Luca Bevilacqua Red Lab 2021

平均樹齢50年のモンテプルチアーノで作られる赤ワインです。
除梗後グラスファイバータンクにて15日間のサブマージド・キャップ（網で果房を沈める発酵・マセレーション）を行います。
このマセレーション期間にも関わらず、ワインは非常にエレガントかつ繊細です。
もちろんフィルター濾過・亜硫酸の添加等は一切行わずにボトリング。
2021年も昨年同様プチプチとした微量なガスがありながらも、余韻にはしっかりと落ち着きがあり、
砂浜の様な細かいミネラル感と細かいタンニンが広がります。とても味わいの奥行きがあり、でも軽快さも兼ね備えたワイン。
このようなモンテプルチアーノは新感覚です。。。恐らくは、樹齢が高い葡萄だからこその、成熟期、晩成期を迎え、
若いモンテプルチアーノにはない、その先にあるポテンシャルを発揮し始めているのでしょう。
現地では小さな巻貝（１cm程）のトマト煮込みとの相性が抜群でした。
こちらは開栓直後よりも翌日・３日目の方が柔らかく伸びて来る印象です。
じっくりと育ててグラス使いがお勧めです。